市田ひろみの着付け
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市田ひろみさんは、大阪府大阪市大正区出身。1953年京都府立大学短期大学部国文科卒業後、ヤンマーディーゼルに入社し技術部長の秘書を務める。のちスカウトされ大映ニューフェイスに(第十期生)。女優時代は大映の専属で、若尾文子、山本富士子、京マチ子らが主演する映画に端役で出演していた。
市田ひろみさんの着付けの仕方では、長じゅばんに「力布」というものをつける技があります。
「力布」とは、長じゅばんの襟に、細長い布を縫い付けておくというものです。だいたい自分のお尻あたりまでの長さがあると使いやすいかと思います。これをしておくと、着物を着たあとでも、着物の中に手を入れて、この布を下方向へ引っ張ることで、衣紋の詰まりを整えたり、前側の襟の開きを整えたりできます。
ただし、上半身だけのじゅばんでしたので、下にはすそよけを巻き、踊りのお稽古で着るような小紋の着物のときにしか着用していません。
訪問着等の時は、なんといってもちゃんとした長じゅばんに力布をつけておくといいのではないでしょうか?
ちなみに市田ひろみさんは、1961年、京都ホテルで美容室を開業、母親のもとで修行を積み美容師に転職している。
その後は服飾評論家の傍ら、自らが主宰する「市田美容室」の社長、大学講師、企業顧問として活動するほか、世界各地の民族衣装に対する造詣を深め、2001年度「現代の名工」に選ばれている着付けのプロです。
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